と・も・子、迫られる
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
冬になり、学校のスケジュールが若干変更。と・も・子は時間があればお昼ご飯はホームステイ先で食べています。
2人のランチメニューがと・も・子のディナーメニューになります。ある意味ランチをのぞくのが楽しみなのです。
ただいまピエールとクロードは絶賛ランチ中!
本日のメニュー
血のソーセージ〜クリームソースを添えて〜
わあああああああ!
無理無理無むりむりむりむり!
あと数時間でこれを受け入れなければ!
いや〜無理だわ。
ピエールがナイフでソーセージを裂いて、まるでマンゴーを裏返すかのようにしたわけです。
でも裏返ったのは、ジューシーな角切りマンゴーではなくて...
血。
血だわ。
多分血だわ。
どう見ても血だわ。
ボロボロとした感じ。血、だわ。
切る前は、黒いソーセージ。プルプル感があって、まあ、血です。
火を通すと、色も見た目もブラウニー。ボロボロこぼれた感じに近いです。
これが焼き立てのブラウニーでしたら温度感まで似てるでしょう。
食べられないものはないつもりだったけど、これもホビロンに続いて断念する食べ物になるかもしれない。
今、14:00。
あと5時間で夕食。
クロードが説明します。
これはとてもクセのある食べ物だけど、健康にいいのよ。ソーセージの中にハーブを入れたりして風味が違うのもあるのよ。
もちろん、ソースも色々あるけど、クリーム系が合うわね!
ね!って言われても
ね?
ねぇ?