と・も・子、学校へ行く7
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
新学期が始まったと・も・子はすぐにニック先生が大好きになりました。
だって、私たちのニーズをがっちり把握してるんですもの。
プロ。
マジで。
宿題も出ます。
今日の宿題は、明日まで数字の0から20まで覚えて来ること。書けるようになって来てね!と。
例えば、19。
じゅうきゅう、と読めて、じゅうきゅう、と書けるようになってね、ですと。
じゅぎゅう、じょうきょう、じゅうきゅ、しゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう、どれもダメです。
多分、私はこの内のどれかを書いています。せめて、ぎゅうぎゅう、でありますように!
何かかわいい。
と・も・子ももちろん日本でフランス語教室通っていた時は数字の勉強をしました。
ただ、まだ言えません。もちろん、書けません。
ゼロ、に至っては、zeroのe上にちょん、とつけるの今知った次第。
あら、ちょん、あったけ?
そして、次の日の宿題は、0から69まで覚えて来ること。こちらも書けるようになって来てね!と。
なぜならば、と見せてくれたのは小切手。小切手には数字だけではなく、文字でも数字を書くらしいのです。
例えば、999円をきゅうひゃくきゅうじゅうきゅう円、と書く部分があるらしいです。
「らしい」です。
素直に納得しました。
生活するってってこういうことか〜
しかし、小切手はと・も・子には当分無理ですね。リスクが高すぎます。