と・も・子、市場へ行く
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
日曜日になると、大きな袋を持って市場へと出かけます。いや、「マルシェ」へと出かけるのです。
市場と日本語に変換して築地市場のマグロが並んでいるところを連想してしまったと・も・子。においまで想像できます。
「マルシェ」とそのまま理解すると急にカラフルな野菜やツヤツヤの野菜が並んでいるようになりました。
実際にと・も・子がフランスのマルシェに行って一番最初に感じたこと
これ、里の雪国では朝市って言うじゃーん!
と・も・子のお里の雪国にも朝市があって、新鮮な野菜やご当地グルメ、珍しい食べ物、衣類、雑貨まで並んでいます。売る人も買う人も会話を楽しんでいます。
買った野菜で何を作ろうか、美味しい食べ方はなにか、お酒によく合うよ、などなど。
少し違うと感じたのはマルシェはいたる所で開催されているということ。
ピエールとクロードのお宅のすぐ目の前にも小さいですがマルシェが開かれています。月曜日の学校では「昨日どこのマルシェに行ったの」と聞かれます。それだけたくさんの場所で開催されているということです。しかも家から歩いて行ける場所にあります。
もしかしたら、この人はこのチーズが上手、いつもこの人からハムを買っている、あの人のお菓子が美味しかった、そろそろあの野菜が並んでいるかしら、などがあるかもしれません。と・も・子ならこういう楽しみ方してみたいです。
マルシェが開かれる日は休日で通りのお店は閉まっています。しかしどこの雪国とてマルシェに来なければ食べるものがなくなってしまうことはないでしょう。
マルシェに出かけて休日を過ごす、マルシェで手に入れた食材で料理を楽しむ、季節の食材を味わうなんて、贅沢ですね。
ここのお店は数時間で全て売り切っていました。
葉っぱもの専門店。
学校の先生の話によると、マルシェで取りそろえている品物の種類が少ないのは、いいお店と。その人が作っているからだそうです。
たくさんの種類があるお店はどこかから仕入れてきているらしいです。