(フランスの)雪国8
寒くなってきたこの頃。
この頃の夜。
わ。また忘れた。
今日もサバイバルだ。
そう思ってと・も・子はダウンジャケットを着ます。
そしてこれから祈りながら寝ます。
寒さを感じずに寝られますように。
家の中でダウジャケットが重宝するなんてこれは予想外!ダウンジャケットが高機能で良かった!と、ノースフェイスに感謝する毎日です。
ノースフェイスよありがとう!
フランス雪国の夜はすでに寒い。と・も・子のベッドにはベッドカバーのごとき布とモヘアの毛布しかありません。
モヘアの毛布をいただいた時、と・も・子はその雪国っぷりに少し感動したのでした。
でも今は違います。
羽毛布団を下さい!電気毛布を下さい。
と・も・子のパジャマは半袖でのワンピーススタイル。これもいけないとは思うのですが、里の雪国だったらすでに羽毛布団を出すレベルの寒さ。
室温20度ないです、多分。夜中はもっと下がるでしょう。室内なのにサバイバル体験。
クロードに毛布のおかわりちょうだい、と言えずにかれこれ数週間経ったでしょう。つい忘れちゃって。
今日こそは!
と・も・子:クロード、毎、夜、寒い。
クロード:そうなのよ。もう少ししたら掛物を交換しようと思ってたの。もう寒いよね。
と・も・子:寒いよ。おかわり下さい。
クロード:明日一緒にやろう。押入れから出すの大変だから!
と・も・子:わかったよ。
わかったよ。
と言ったと・も・子の顔はかなり悲しそうだったのでしょう。クロードがひらめいた、というような顔をしました。
隣の部屋にあった毛布を持って来てくれました。
これで当分しのげます。
ありがとうクロード。今日はダウンジャケットなしで寝てみようかな。
しかし...この家の暖房でどうやって冬を乗り越えるのだろう。
雪国定番のストーブないよ!