シマノ君5
忘れた手袋をはめて、それでも半笑いで自転車を漕ぐ程の余裕があります。
聞いたところによると、1日目の今日は行程の約50kmが全て平坦。そして自転車専用道路。
なぜならば、その昔、線路だった場所を舗装し直して作ったからだそうです。
道理でまっすぐなわけです。
進む進む。漕げる漕げる。
車にひかれる心配はないのですが、背後から忍びよる無音のロードバイク(おそらく高級な)には気をつけなくては行けません。
彼らもプロなので上手に避けてくれるのですが、一応、マナーというものがあるようです。
後ろを見ないで追い越そうとした時に、後ろからやさし〜く押される感じが...
と・も・子はやさし〜く元の列に戻りました。
ロードバイクに乗ったイケイケおじさんでした。
イケイケおじさんにやさし〜く「どいて」と言われた瞬間でした。
道すがら、乗馬している人あり、ローラースケートしている人あり、更にはクライミングで3次元に移動している人ありで、皆さまそれぞれに楽しんでいらっしゃいます。
数えきれない休憩を経て、約3時間で50kmを走りました。
ロードバイクをされる方であればこのスピードを聞いて、笑い転げてしまうでしょう。
我々は素人集団です!
到着したのはキャンプ場。
と・も・子はキャンプというものをしたことがありません。
ただの原っぱを予想していたと・も・子。
あまりにシックなキャンプ場に驚きました。水洗トイレ、障害者用トイレ、シャワー、レストラン、共同冷蔵庫、電子レンジ、電源まで何でもあります。
キャンピングカーの進入もokなので、隣の現代的古典的生活体験を眺めながら、と・も・子達は超古典的生活体験をするわけです。
キャンピングカーの隣にテントを広げる...
ああ、アンバランスよ。