シマノ君
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
学校最大のイベント、自転車の旅が近づいてきました。先生に集められて説明会があります。
目的はフランス語学習。
募集は10人前後、引率の先生と共に4日で200kmを走ります。
宿泊はテント。
食事は朝は現地のお店で、昼は近くのスーパーマーケットで調達しピクニック、夜はBBQだそうです。
テントその他の荷物は分散して持ち、他にフランス人数人のサポートあり。
と・も・子の参加決定。
思い出になること間違いなし!
身長順に並べられ、自転車の規格と照らし合わせ...
と・も・子ともう1人が呼ばれました。
ぴったりの自転車がないので一緒に取りに行こう、ということです。
はいっ!わかりました!
ということで向かった先は、雪国市内の自転車屋さん。中古品を修理して売っています。しかも破格のお値段で。
お店の前にはお客さんがいて、各自で手入れをしています。
年会費2000円程を払うといつでも修理が無料らしいです。
しかも道具は使いたい放題なのでちょっと知っている人は自分でささっと直せるでしょう。直せなくても近くにいる誰かが教えてくれています。
と・も・子が連れて行かれた先は、倉庫。
何百台という自転車が並んでいます。三輪車からロードバイク、シティサイクルまで。
そして、出会いは突然に。
引率先生:これでいいんじゃないの??
と・も・子:試す、いい?
引率先生:いいよ。
乗ってみました。
まず、見た目より軽い。ギアは少し扱いにくいけどまあ、走れそうです。
決め手は、フレームがシマノだったこと!
即決。
4日間、よろしくね!