と・も・子、紐をいただく
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
と・も・子の学校では毎日プリントが配られます。
整理が苦手なと・も・子は溜まっていくプリントに焦りを感じました。
まだフランス語に慣れていないので、一目見て何が書かれているかがわかりません。
プリントをまとめなくては!
ピエールとクロードからは歴代の学生が使った部屋が与えられ、かゆいところに手が届く、という感じで色んなものがあります。
フランス語辞典(各国)、付箋、教科書...
そこには穴あけパンチもありました!
ファイル買おうかな...でも、紐でいいや。どうせ整理しないから!
こういうの束ねるのって組み紐って言うんだよな。売ってるかな。
いや!紐なら何でもいいや!!と部屋を見渡すのですが、紐の形状をしたものはありません。
お里の雪国には絶対あるのに。いや、落ちているのに。
と・も・子:クロードさん、これ何と言いますか?これとか、これとか。あれとか。それとか。
クロード:○○○○??
と・も・子:それ、それ!欲しいです!
クロード:どれくらい?長い?
と・も・子:はい、ください。たくさんプリントある。学校。
クロード:あー!わかったわ。あったかしら。見てみます。これでいいかしら??
そこにはたくさんの平らの紐が。
ギフト用のリボンというものかもしれません。
しかも!赤、金、銀と選ばせていただけるようです。
金の紐を選んだと・も・子はこの紐をずっと大事に使わせていただきます。結構丈夫そうで、引っ張っても切れませんし、裂けることもなさそうです。それに何となく見た目が可愛い。
少々結びにくいのが難点ですが。