と・も・子、本屋に行く2
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
今日は本屋に行く日。
1週間前に取り寄せをお願いした本が来ているはずです。
受け取りのシミュレーションをすっかり忘れていたと・も・子。
そのまま行ってみましょう。ダメだったらまた明日、もう一回行きましょう。
本屋に着いて、ちょっとだけ思いました。
この間のお姉さんだといいな。
いませんでしたので、別のお姉さんに声をかけました。
と・も・子:こんにちは、お姉さん。この本が欲しいです。
お姉さん:うーん、ないですね。
と・も・子:でも。1週間。登録した。名前はTOMOKOです。登録。パソコン。
お姉さん:ああ〜!登録じゃなくて、○○って言うのよ!○○!
と・も・子:はい!それですぅぅ!!!!!
お姉さん:もう一度名前いいですか?
と・も・子:TOMOKO
お姉さん:あった!ついてきて!
と・も・子:ありがとうございます。またね!よい一日を!
「登録」の壁は少々高かったですが、無事に買うことができました。
初めて自力で買った本。
口元ゆるゆるのまま本屋から出て来たと思います。
スーパーマーケットで自分で商品を手に取って選んで挨拶だけしてお金を払うのとはちょっと違います。
本を買いたい、注文したい、名前を言う、電話番号(がないこと)を言う、取りに来る日を聞く、これって教科書にあるロールプレイではないですか!?
こうやって手に入れると大事にしますね〜
この本で勉強させていただきます!