と・も・子、冷蔵庫を使わせていただく
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
と・も・子は毎朝、サンドイッチを買ってから学校に向かいます。
ブランジュリーという種類のお店では日本で言うところのフランスパンの類を中心にエクレア、タルトなどを売っています。
サンドイッチもあるのですが、これが美味しい。
それもたくさん種類があります。毎日違うサンドイッチを食べるのが楽しみになりました。サンドイッチはとても大きい。2、3食分はあります。
ある時、と・も・子は気づきました。
サ、サンドイッチを全部食べちゃってるぅぅぅ!
わああああああ!
学校から帰ったと・も・子はクロードにお願いしました。
と・も・子:冷蔵庫を使わせていただきたいです。学校にサンドイッチを持って行きたいです。ハムとチーズを買って、入れたいです。
クロード:いいわよ!でもくさいチーズは買わないでね!くさいから!
と・も・子:わかりました!ありがとうございます!パンはここに置いてよろしいですか?
クロード:いいわよ!冷凍もできるわよ。夜に出しておけば、朝には食べられるようになっているわよ。
と・も・子:ありがとうございます!!
そういうわけで、冷蔵庫を使わせていただけることになりました!
くさいチーズは買わないように、と。