と・も・子、銀行口座を作る
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
ある時、と・も・子は困り果てていました。
スポーツジムに通うため銀行口座が必要なのです。
しかも銀行口座を持ったら携帯電話の契約や家賃補助の申請ができるらしい。
少しだけ考えて、まずピエールとクロードに相談しました。
と・も・子:銀行。口座が欲しいです。
ピエール:学校の秘書さんのマリーに聞いてみるといいよ。そういった困りごとのためにいるんだから。
と・も・子:わかりました。明日。ありがとうございます。
次の日、と・も・子は語学学校のマリーの元へと向かいます。
銀行口座という単語、開設する目的や必要なものを調べてまとめたノートも持って行きました。
と・も・子:マリーさんこんにちは。銀行口座、欲しいです。どうやってできますか?
マリー:わかりました。銀行の人と一緒に働いているので今日にでも聞いてみます。パスポート持ってますか?
と・も・子:はい。コピーある。
マリー:コピーをいただいて、このままメールで色々聞いてみます。来週にはわかると思うので、来週に来てね。
と・も・子:ありがとうございます!良い一日を!
なんだかあっさり。
実は聞きたいことがありました。
世の中から情報を集めているとパスポートの提出だけではダメなようですが...
まあ、いいでしょう。
来週わかるのですから。
少し光が見えてきました。