と・も・子、銀行口座を作る5
フランスでそう苦労せずに銀行口座を持つことができたと・も・子。
カルトブルーが手元に来るのを待っています。
1ヶ月後。
さすがにと・も・子でも長いと思いました。
十二支仲間に伝えると...
いや、確かにフランスは1週間は軽〜く待つよ。2週間は普通だよ。
でも、1ヶ月は普通では、ない。ないよ〜。
ですよね!?ですよね!
十二支仲間の力を借りて事の次第を書きました。まるで手紙。
これを持って急遽、学校終わりに銀行に向かいました。予約はいらないよ、と言われたのだけが救いです。
銀行に着いて手紙を見せます。そして、小部屋に通されます。
お姉さん:英語の方がいい?
と・も・子:お願いします。
お姉さん:届かないって?住所はあってるかしら?
と・も・子:合っています。私の予想ですけど、私は居候させてもらってますので、そのせいではないかと思います。
お姉さん:私もそう思います。
お姉さんがひらめいたように席を立ち、封筒を持って来ました。
お姉さん:今日何か自分を証明できるもの持ってる?パスポートとか?
と・も・子:うわああ!ないです。でも学生証、クレジットカード、持ってるもの全部私の名前書いてますけど、これでどうですか?!
お姉さん:と・も・子さんなのよね?
と・も・子:はい!
お姉さん:これ開けてみて。
!!!!!
カルトブルーだ!!!
封筒の中身はカルトブルー。
郵便物に同居先を書いていなかったために送り返されたそうです。
そして、個人確認もそこそこに直接渡されたのでした。
と・も・子:ついにカルトブルーが手に入りました!ありがとうございます!
お姉さん:これでフランスの仲間入りだ!イエイ!イエイ!フランスでの第一歩だ!!おめでとう!
以下、お姉さんからの説明。
そのうち、このカルトブルーの暗証番号が郵便で届きます。この番号はRIBとは違うのよ。ATMや買い物で使うので忘れないようにね!
はい!わかりました!
では、次はいよいよ入金しなくてはいけません。と・も・子の日本の口座からは海外送金ができないので、こちらの雪国で現金を下ろして、カルトブルーの口座に入金するという方法を取る必要があります。
さて、入金方法。これは学校に同じ銀行を使っている人がいるので聞けばokでしょう!