シマノ君8
今日はいよいよ最終日、山越え。
熱海よ、さようなら
サングラスをかけシマノ乗りで爽やかに去ります。少し行くと確かに登りが増えてきました。
ただし、短い。すぐ下り!
一番長い登りだよ、と言われたところでさえ、2日目の午前中の心肺機能破綻の登りより軽い!
ただダラダラ漕いでいれば登っていく〜
楽勝か〜
そう思いながら昼となりピクニックの場所へ到着しました。
橋の手前の小さい広場。
でも雰囲気が物々しい。広場全体が柵で囲われています。
転落防止ですって。
ここ、...自殺の名所ですって。
...
すぐそこは崖なのです。
はるか彼方、下方には川が流れていて、もちろん自然にしか作れない風景。この底なしの畏しさは景勝地といっても良いでしょう。
こんな高さまでじっくり登ってきたんだ、という実感もありました。
...でも自殺の名所ですって。
引率先生:ここでピクニックをします。
と・も・子:............うん。
なんだか疲れが取れました。うん、この4日間は全然辛くなかった気がします。
なんでもありだったな、この4日間、と総括。
さて、午後は本当に最後の登り。写真にある登りが終わったらそのまま数kmの下り!
いざ、雪国へ!
やっぱり下りは、は!や!い!
ちなみに最後のこの下り、バスに自転車を乗せてここまで来て、この美味しい部分だけ味わう事もできるようです。
あっという間に雪国市内に入ってしまいました。いつもの見慣れた様子に一気に現実に戻りました。
疲れを感じました。
ああ、アドレナリンよ...出てくれ!
疲労困憊でシマノ君に別れを告げました。この自転車買っちゃおうかな、と一瞬考えたと・も・子。
一瞬で色々浮かびました。メンテナンス、保管、処分、交通事故、盗難...
やめました。
シマノ君、本当にありがとう。乱暴に扱ってごめん!
日本で兄弟を買わせてもらうよ!