と・も・子、薬局へ行く3
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
雪国のと・も・子、フランス生活初の風邪をひきました。喉が痛い。真っ赤。
やっちまったなあ。
そう呟いて、手元にある薬を吟味。痛みどめを飲んでみる。
...のど飴的な何か欲しい。
ヒリヒリするぅ!息を吸う度に喉がむき出しで空気にさらされるぅ。
フランスでのど飴的な何かを探して薬局へ向かいました。
お姉さん:こんにちは。
と・も・子:こんにちは。私はここが痛いです。
そう言って喉を指差したと・も・子。
お姉さん:わかったわ。
そう言って、全く日本と同じ、レジの後ろの棚から薬を持ってきました。
お姉さん:〇〇××
と・も・子:これ、薬ですか?飲む、ですか?飴みたいですか?
お姉さん:薬よ。
と・も・子:ok。あと、飴みたい、ありますか?
お姉さん:〇〇××。これよ。
と再び薬を指す。
つまり、これは飴みたいな薬という事だな。
買わせていただきました。
箱を開けてちょっと異国を感じました。
森永のPETS風が2本。でも形はヨーグレット薄味。
これは日本ではのど飴、でいいでしょう。
実は2箱欲しかったのですが、一応服用上限がある!とお姉さんに言われそうだったのでまずは1箱。
次々と口に入れてごまかします。服用上限無視。
熱はない。
でもどんどん喉が痛くなるぅ。
咳が止まらないぃ。
でもこれ、そのうち治ると思う!
クロード:咳も出るの?薬局で薬買って来なさい。
と・も・子:はい。
と・も・子は薄っすら気づいていました。
(市販薬なんて効くわけないよね。咳が出てもいいんだ。出てるだけだから。肺炎になったら病院に行って処方薬もらいます。)
でもクロードの優しさを受け取らないなんてできませんでした。薬局に行き咳が出ますと言って薬を買いました。
効かないと思いますけど、害もないと思いますので飲みました。せっかく買ったし。
飲みきる前に治りましたとさ。
めでたしめでたし。