ボジョレーヌーボー
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
今日は待ちに待ったボジョレーヌーボーが売られる日。ピエール数週間前から超つくほど楽しみにしていました。
日本がボジョレーヌーボーのお得意先であることはフランス人なら誰でも知っているそう。
確かにワインをほとんど飲まないと・も・子でさえ、名前は知っています。
ピエールが用意したのは3本。
2本は同じ会社の違うワイン。残り1本はラベルで選んだよ!とピエール。
さて、今日から贅沢に夕食でボジョレーヌーボーをいただきます。それも連日飲み比べ。
素人と・も・子の感想
ほーぅ。ワインとはこんなに変わるのですね。つまりこれは、日本酒でいう新酒を楽しんでいるということでしょうか。
と・も・子:1本目が美味しかったですね。
ピエール:そんなに変わらないよ。
と・も・子:えええぇ!!??
クロード:私も1本目ね。これは少し渋い。
いや、3本とも全く違う。美味しいとか美味しくないとかではなく、違う。高いワインには敵わないかもしれないけど、その中でも3本の方向性は違う。
それに、ピエールよ。あんなに楽しみにしてたのに、飲み比べたらどれも変わらない、なんて...
と・も・子はワインや料理に関するフランス語を知りたい。
学校でも「5つの味覚+ウマミ」は教科書にあるので習った。でもそれ以外の表現ってあるじゃん。コク。ねっとり。水っぽい。生臭い。
などなど。
先生に聞いてみたけどもそもそもそれを表現できないので、良い答えは返ってこなかった。
甘いは良いことのようにと・も・子の周りのフランスの方々は表現しているけど、甘い、にも色々あるじゃん?
肉も魚もケーキも、なんでも甘い!美味しい!と表現するグルメリポーターみたいにはなりたくない。
でもこのままでは何を食べても「あまい!」