と・も・子、専門店に行く5
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
またまた来ました、記念日。今日はピエールの誕生日。
もうプレゼントは決まっています。
ピエールの大好きなチョコレート。
1kg、1枚そのまま、木槌で割って食べます。しかもモヒート味。黒と緑の模様がなんだかピエールっぽい。ピエールはジョークが通じますし!
雪国のこじゃれたお店で目をつけていたものがあったのです。チョコレート専門店ではなくて、カラフルな飴やらジャムやらお茶やら、やらやら。そうですねぇ、日本のAfternoon Teaみたいな?
高級チョコレートってわけにはいかないけれど、き、気持ちですから!
と・も・子:今日はピエールの誕生日ですね。
ピエール:そうですよ!なんて言うか知ってる??
と・も・子:bon anniversaireか?
ピエール:そう!
そう言ってチョコレートを渡すと、ピエールは大喜び。
ビズをもらいました!
もっと喜んだのがクロード。チョコレートの重さを確かめたりしています。
そして、一緒に入っていたお店の案内を熟読。
クロード:ここ、いいお店ね!
と・も・子:チョコレート大/小、飴色付き、ジャム、お茶、何でもある。選べる。
クロード:友達に何かプレゼントするのにぴったりね!
と・も・子:はい、まさに。
クロード:街中のどこ??〇〇通りと××通りがここにあるとするじゃない?
と・も・子:(...通りの名前なんてわからないよ?)
そのあとiPhoneで地図を見せながら説明したのでした。よくクロードが通りの名前を使って話すことがあるのですが、これは最高難易度。
通りの名前なんて見ていないと・も・子は全くわからないのです。読んでいませんし。読めませんし。
後日、クロードが同じお店でプレゼントを買っていました。