と・も・子、学校へ行く5
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
今日はドキドキのクラス発表の日。
前日にテストを受けて、レベル別にクラスが分けられます。
世の中では夏休みとあって、世界中から学生がやってきます。
老若男女、再び。
さらに、学生はもちろんのこと、夏休みを利用して語学学校に通う会社員、観光しながらフランス語も学ぶ方など様々。
学生の数が増えたものあって、と・も・子は念願のA1のクラスに入ることができました。母数が増えて、ようやくクラスにするだけの人数がそろったというところでしょうか。
前の学期まではひとつ上のクラスのA2でしたが、難しすぎました。
やさしいせんせいのお陰もあって、心身ともに充実した学生生活を送ったのですが、基本がないのは何をやっても実感しました。
このつづり、どうだっけ?
わあ、またEとUの音わからないや。
これ、どっちを書くんだっけ?
テストの日、先生との面談もありました。
面談と言っても、フランス語の会話のテスト。
先生:どう?授業は難しいですか?
と・も・子:はい、難しいです。
先生:そうだよね。
これだけ。
決まった、と確信したと・も・子。
今回はA1があるはずだ!
正解!
ただし、A2のクラスでも時間の無駄でなかったことは断言できます。
だって、今回はテストの問題が読めたんですもの。わかる問題もあったんですもの。
前回は文章作成の問題が読めなくて、解答欄に書いたのは「ごめんなさい」というフランス語。
先生が慌てて、英語で問題を読んでくれました。
選択問題ですら、雰囲気で選んでいました。読解に関しては何について書かれているかもわからない状態。
さて!A1で頑張ります!