おらフランスさ行ぐだ!

フランスでの語学留学

と・も・子、学校へ行く6

ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。

パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。

新しい仲間たちとの顔合わせの日。

心機一転頑張ります、という気持ちで学校に向かったと・も・子。

 

A1の授業の初日です。

学生は8人。

先生はニック先生。以前に授業を受けたことがあって、褒め上手な穏やかな先生。気配り上手。

まさにA1に必要としている先生です。

そしてホワイトボードに書く、書く、書く。

質問を繰り返す、繰り返す、繰り返す。

指で差して見せる、見せる、見せる。

学生の隣に来る、来る、来る。

1人ずつ言わせる、言わせる、言わせる。

 

本当にアルファベットからやる我々です。

どういうスペルですか?

もう一回言っていただけますか?

それは何ですか?

わかりません。

 

すら正しく言えません。

おそらく...

 

スペルは何だ?

もう一回言え。

何!?

知らん。

 

こんな感じに伝わっているんだろうと想像すると・も・子。

 

非常に心が痛みます。35歳にもなってこんな言葉遣いしかできないなんて。

先生の忍耐力たるや想像のはるか彼方。

 

教室の壁には、質問のサンプル文章がいたるところに貼ってあります。

1週間くらいで、丁寧に言うことができるようになりたいです。

それまでしばらくお待ちください。頑張りますので。