ほのぼのする6
郵便局に行った時のこと。
欲しいのは切手。窓口に並んでいると、横から係の人が来ました。
係の人:こんにちは。ご用件はなんでしょう。
と・も・子:こんにちは。これを送りたいです。1つは手紙、残りはハガキです。
係の人:○○と××?
と・も・子:「ノーマル」下さい。「ノーマル」で届きますか?
係の人:ははは!何言ってるのよ!届くに決まってるじゃない!届くわよ!!早いか遅いかの違いよ。
と・も・子も笑いました。
だって、届くに決まってますから。なんて信用のないお客でしょう。
○○と××はおそらく速達と普通。
なんとなく聞き取れてしまったけども、「普通郵便」という単語が分からず、ノーマルで通してみました。
かなり和やかに切手は購入できました。しかも、2人で一緒に笑ったのもあって、係の人からお褒めの言葉をいただきました。
係の人:話していること、通じたわよ。
と・も・子:ありがとう!私は学生です。だから発音はちょっと変です。
係の人:うーん、まあそうね!でもさ、私日本語話さないから、フランス語だけなの。日本語話せる時なんて来ないと思う。
と・も・子:ありがとう!良い午後を!
フランス語学習頑張らせていただきます。
たまにこういうやり取りがあるんです。そして皆さま口にするのが日本語の難しさ。むしろ奇妙さと言った方が近いかも知れません。分からなくて手が出せない感じ。
語学学校にいると、日本人特有の文法重視や発音のハンディキャップなどを意識しがちですが、まあ、そりゃそうですよね。
その逆、フランス人も日本語難しいって言ってますから。
と・も・子がフランス語を勉強していることへの評価で一番嬉しいのはこの言葉です。
フランス語を勉強しようと思ってくれてありがとう、的な。