と・も・子、歯医者に行く
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
ある日、プルーンを食べていたと・も・子は、わあああああ!と心の中で叫びました。ことの重大さに気絶しそうになりました。
え!?え!?これ欠けたんじゃね?欠けたよね?
プルーンの種で歯が欠けました。素人でもわかる。
歯が欠けていると思います。
で、フロスを通してみた。
わああああああ!スパンスパン切れる。まるで刃物が歯に付いている!
...しょぼーん
何で人間の歯がプルーンの種に負けるんだよ!?もっと強くなれよ!たかが種だぞ!種なんかに負けるなよ!
よ...
と・も・子:もしもし、と・も・子と言います。歯医者に行きたいです。
保険会社のお姉さん:と・も・子さんですね、証書番号も教えてください。契約内容を確認します。
と・も・子:〇〇××です。
保険会社のお姉さん:いつの出来事ですか。
と・も・子:今です。
保険会社のお姉さん:そうですと、と・も・子さんの場合、保険の対象になりますね。ただ審査があるので保険が下りるかはわかりません。
と・も・子:私め、雪国に住んでいます。自分で歯医者を探して受診して、そちら様に申請するという形でよろしいでしょうか。
保険会社:それでお願いいたします。詳細はメールでお送りしますね。
と・も・子:ありがとうございました。
プルーンの種に勝てるかもしれない。と・も・子には保険という武器があったんだ!こういう時のためにあるんだよね、保険。使えるといいな。