と・も・子、歯医者に行く2
歯医者ってどうやって探す?...の?
次の日、学校の事務にて。
と・も・子:おはようございます。私は歯医者に行きたいです。
事務の人:おー!学校で紹介してるところがあるだけど、ここ。
と・も・子:うーん。どんな先生ですか。とてもおじいちゃんとか、学校卒業したてのお姉さんは嫌です。
事務の人:私はわからないんだよね。この近く、ってだけで。それか、私の行ってる所教えようか?
と・も・子:わー!いい考え!
事務の人:ここの歯医者は丁寧でいいわよ。
そういう経緯で紹介された歯医者へ。
日本だったらどこの歯医者もほとんどがホームページを開設していますが、こちら雪国。そのような歯医者なんてほんの一握り。
紹介されたところもホームページなし。教えてもらったのは歯医者の名前、電話番号、住所。
と・も・子は例の如く予約は電話ではできないので直に出向きます。
...これ、アパートの中?
◯◯歯科医院のような目立った看板はなし。
階段を登って行くと、家の表札のごとく金色の重厚な板に歯科医院であることが書かれています。
ピンポーン
と・も・子:こんにちは。予約がしたいです。
秘書さん:こんにちは。どんな症状?
と・も・子:歯が欠けました。痛くはないです。
秘書さん:わかったわ。じゃあ、予約を入れましょう。いつにしますか?何曜日がいいですか?
と・も・子:午後でしたらいつでもいいです。
秘書さん:じゃあ、12月でどうでしょ!?
と・も・子:(爆)い、いいですよ。き、緊急ではないですしね!ね!ね!
そういうわけで、歯医者は12月。
歯が欠けたのが10月。これを受け入れた自分にびっくり。
日本だったら、めちゃくちゃ不便です、口の中に刃物があって血だらけになります、なんて説明してどこかにはさめてもらったのに。
しかし2か月以上か。欠けたところが丸くなりそう。こうやって人は強くなるんだな。
保険は効かないと思うけどクリーニングもしてもらおう。