(フランスの)雪国17
こんなにもストライキが大規模だと思わなかった。災害級のストライキです。
テレビのニュースは毎日これ。
過去に何度もこうやって生活を勝ち取ってきたんでしょう。そういうフランス国民の価値観というか国民性というか、政府との関係性というか。
ストライキが始まって1ヶ月は軽く過ぎました。
少しずつ運行される電車数が増え、TGV に至ってはほとんど大丈夫!という状況になってきました。
年末年始に母国に帰った十二支仲間の中にはこのストライキの影響受けて、パリ行きのTGV はなし。
覚悟を決めてバスで向かったものの、バスの運転手さんはその日が初乗車日。おかげさまで、10時間以上もバスの乗ったという経験も。
と・も・子なら泣く。
これは泣く。
と・も・子が年末年始に数日だけパリに行った時は、なんとかパリには到着しました。
いわゆる在来線が動いていないのは承知だったので、TGV を降りて歩いていけるホテルに宿泊。
ここまではいい。
どうやって行くのさ...
泣く。
でも!パリでは友人と待ち合わせだったのですが、おのぼりと・も・子を心配してくれた友人がホテルまで2時間もかけて迎えに来てくれたのです!
2時間!
これは泣く。
実際、普段の何倍の時間と労力をかけてパリを移動。
電車もバスもぎゅうぎゅうでした。
JRの職員ならもっと乗せることができるのでしょうけれども、それでもぎゅうぎゅう。
こんなに近くでフランス人の顔を見たことがあったでしょうか。
そして今、パリ。
明日、雪国に戻ります。
ストライキのことをすっかり忘れていて、駅から少し離れたホテルにいます。
さて、明日はどういう予測で動けばいいのでしょうか。
東京だったら情報の正確さもあって、予測は立てやすいのです...
間引き運転です、程度の情報ではどう動いたらいいのかわかりません。それにそもそも運転していないっていうこともある。
結果、駅に行かないとわからない。
これ、仕事だったらどうなるの?
毎日遅刻?
泣く!