おらフランスさ行ぐだ!

フランスでの語学留学

フランス語学習10

delf試験対策の授業ではいわゆる面接対策がメイン。文章作成などは宿題として出されます。それでも一応テクニックというかコツがあるようで、それについても伝授してくれます。

 

授業は面接の試験官が何に則って採点しているかを細かく共有してから、フランス語ではどう表現するのが適切かというのをひたすらパターン練習します。

 

どの面接場面でも重視されると言われているのが、挨拶。

挨拶という項目はないのですが、試験官へ挨拶するだけで加点されるそうです。

 

こんにちは、って言うだけで1点もらえるからね、とリオン先生。

 

面接ではレベル別に、使うと加点される時制というのがあり、これを意識して表現しないといけないのだそうです。

 

delfA2までは現在形だけで、delfB1では現在形過去形未来形の3つ、などというイメージでしょうか。

そういう意味ではdelf A2の現在形というのがと・も・子にとっては逆に難しいのです。現在形の動詞活用は無限。ある程度形の決まった過去形未来形の方が文章を作るには簡単です。

 

ただし!

リオン先生が一言。

時制は変えてもいいけどリスクを取ることにもなるわよ。たくさん話したからって点数が無限に増えるわけでもないしね。

 

と・も・子もそう思う。過去形と言っても適切な表現でないかもしれない。頑張って話したね、では加点されません。

正しいフランス語のみが採点対象になるわけです。

何だかセンター試験の数学みたい。この解き方でなければいけませんよ、みたいな。

 

でも逆に安心したのが、聞き取りの試験について。

delfの聞き取り試験では、選択問題の他に、聞き取った内容を書かされることがあります。

時には数字、時には日用品、職業など。

 

数字は聞き取れれば書ける。

問題は書けない単語。

 

で、リオン先生。

それっぽく書いてれば丸もらえるよ!だから音だけでも拾って書いてね⭐︎

 

ええええええ!

綴り間違っててもいいんですか?

 

音がそれっぽくなっていたらいいらしい。

 

財布はしゃいふ、すいふ、さいぷ、さいふぇ。

貴重品はきちゃうひん、きちょーひん、きちょひん。

弁護士はべんごひ、ぺんごし、べんごんひ。

このくらいまでは良いらしい!

 

いや〜道理でdelfA1に合格していた訳ですよ。日本で試験を受けた時、あまりの出来の悪さに不合格だと信じていたのですが、結果、上出来。こういう救済措置があるんですね!