おらフランスさ行ぐだ!

フランスでの語学留学

クロードの料理教室4

数日前。

クロード:週末は家にいるのかしら?

と・も・子:いますよ。

クロード:チーズフォンデュをするわよ!!

と・も・子:うおおおおおお!

 

また胃袋の調整をしないと。

 

そういう訳で、今回はチーズフォンデュ

材料:チーズ各種大量、白ワイン適当、ニンニクひとかけら、重曹適当、パン、キルシュ。

 

作り方

1、チーズを少しずつ鍋に入れて白ワインでのばしながらひたすら混ぜます。

2、チーズが全部溶けたらニンニクを薄く切って入れます。キルシュも入れます。

3、重曹をスプーン1杯ほど入れ、チーズ全体を柔らかくします。

4、パンにつけて食べます。

 

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チーズも白ワインも一気に入れないのが上手に溶かすコツでしょう。キルシュはお酒の一種で香り付けだそうです。

チーズの種類はお任せで、スーパーマーケットにはあらかじめ数種類がブレンドされたものが売っています。クロードはこれにもう一種類、クリーム系のチーズを足しました。

 

ニンニクひとかけらは絶対に必要。チーズ臭さが少し良くなる気がします。

重曹もと・も・子としてはあった方がいいような気がします。

 

 

思い出すのは20年以上前。

チーズフォンデュというものを初めて口にした日。里の雪国での家族団欒の夜です。冬でした。

チーズと白ワインを混ぜて溶かしただけの料理、これをチーズフォンデュと言い、当時は喜んだでしょう。物珍しさで食べた記憶がありますが、ワイン臭さとチーズ臭さの記憶が今でも蘇ります。チーズの硬いこと。本当にチーズを溶かしただけ。

 

いくら白ワインを入れてもなめらかにはならないんですね。重曹は必須。なめらかにというよりは、ふわふわ、という表現が良いかもしれません。

 

今回のチーズの量は5人で600g。チーズだけで2500キロカロリー。これにパン。

健康補助食品のCMではないですが、美味しいものは脂肪と糖でできている、とは本当にこのこと。

カロリーだけみると相当恐ろしい料理に思えますが、実際は全く食がすすみません。食べられません。

 

こちらの雪国の人達に言わせると、フォンデュはパンで食べるものなので、野菜なども一緒に食べるなんてちょっと違う!らしいです。パリのレストランで騙されないでね!と学校の先生が言っていました。