ほのぼのしない
数日前から学校に行くバスを一本早めたと・も・子。
理由は簡単。始業時間に間に合わない「可能性」があるから。
9:00始業なので8:59に教室に入っていればok。でもその前にトイレに行ったり、コートを脱いで畳んだりする時間を入れると間に合わない。
それにあと1分でもバスが遅れようものなら9:00にだって間に合わないギリギリ加減。
そういうわけでひとつ早いバスに乗ったわけです。
今ピエールとクロードの家にはと・も・子の他にもう1人学生がいます。
もう1人の学生:何で早いバスで行くの?
と・も・子:遅刻したくないから。
もう1人の学生:間に合うじゃん。9:05分とかに授業始まるよ。
間に合ってないじゃん!!!!
同じクラスの十二支仲間はいつも遅刻。本当に毎日遅刻。理由はバスが遅れたから。
...じゃあひとつ早いので来い!
この2人、同じ国出身なのです。
どこの国という問題ではないかもしれません。でもそういう分類をしてしまいました。
しかも彼ら、授業中に何かを食べるのです。生理反応を抑えきれないかのごとく。
カサカサとパッケージ開け、カリカリと食べるのです。
先生がいちいちツッコミを入れているのですが、と・も・子にはそれが注意に聞こえるのに、笑っています。
カサカサしなければいい。
でも臭いはダメだ。茹で卵とかみかんとか。ジュルジュルする果物もダメ。ヨーグルト食べてますけど、スプーン使ってる時点でペン持てないじゃーん!
理想的な食べ物は...
そうですねぇ。
魚肉ソーセージか羊羹。
どちらもパッケージはカサカサしない。臭いもほとんどない。ジュルジュルしない。片手で食べられる。
機会があったら言ってみよう、と思いながら思いがけず国際問題になる結末を想像してぐっと堪えます。