フランス語学習16
フランス語の授業では、いわゆる文法などを覚えるだけではなく、もちろんですがその文法を使って話す、書くなどもします。
と・も・子は割とこれが好き。書くことはそもそも好きですし。
授業の中でやるということは十二支仲間の話も聞けるということなのです。
これがまあ面白い。
文法や単語に個人差があれど、基本的に言っていることは面白い。各国の文化やら過去の体験やら世代の違いやら、違うフィールドの話。
ただ、文法や単語の個人差というところがミソで、盛られて話されている部分もあるでしょう。
真偽で言ったら正しいことなのでしょうけど、脚色されて聞こえます。使える単語が少ないので!
今日の授業では、過去のボランティア経験を話します。この授業を通して、フランスの社会構造に触れ、登録するときのやりとり、自分の希望を伝えるという目的もあります。基本的にはど真ん中の真面目な授業です。
マック氏:若い時にボランティアやりました。目の見えない人たちが対象でした。
みんな:ほうほう。
マック氏:目の見えない人たちとブーメランしました。
みんな:...?目の見えない人たちと?ブーメラン?
マック氏:はい。ブーメランしました。
みんな:どうやってブーメランしますか?
マック氏:目の見えない人たちの方にブーメランが飛んで行ったら「しゃがんで!」と言います。
みんな:ええ!
と・も・子:(倫理はどこにある!)
想像しなかった状況に笑ってしまいました。中にはネパールで障害のある子どもに日常生活の援助をした経験やイベントの誘導係の経験やらもあったのですが、全部吹っ飛ぶくらいの衝撃。
ブラインドブーメランの話はどこまでが本当なのでしょう。本人にしかわかりません。