と・も・子、レストランに行く5
フロマージュが出されるレストランなんて行ったことあったけ??
ない。
いつだったか香港のホテルで食事をした時の事。母がワインを飲むと言うので、フロマージュを一緒にいかが?とおしゃれに提案したと・も・子。
母は、「フロマージュ」を「黒まんじゅう」と聞き間違い、赤ワインとチョコレートのマリアージュが如く、ワインと餡子の新たな出会い生み出すところでした。
やってきたチーズたち。チーズはフロマージュと言うらしい、ふむ。
各種説明を受けるのですが、全然頭に入って来ないや!
黒まんじゅうの呪いか?
いや、原因はひとつ。
満腹だからです。
美味しく食べられる自信がない。もう集中できない。それにそんな感じで食べるのは少しもったい無い気がする。
気分が盛り上がってきた友人を前にして、私はチーズを2種、お願いしました。
そしてちょっとしたサービスの方との間。
と・も・子:これとこれをいただきたいです。
サービス:...お後は?
と・も・子:...?ええ!ええ?
サービス:ええ。
と・も・子:えー!では...これをお願いします。
サービス:少しでも召し上がって下さい!
と・も・子:はい!
結局、3種のチーズ。小さく切ってくれると言っていたのに、大きいじゃん!
うん、ゆっくり食べさせてもらう。
友人はフロマージュブランをお召し上がり。
フロマージュブランはピエールの好物で、食後のデザート選択率が高いです。
説明が難しいのですが、食感は木綿豆腐やカッテージチーズ。チーズ臭さは少なく、ミルク感があります。ヨーグルトの蓋の裏についてくる濃縮された部分と言った感じでしょうか。
それが容器に入っていて、プッチンプリンのようにお皿に出していただきます。
味付けはご自由に。
ピエールはさらにクリームをかけ、ざらめのような粒の砂糖をどばどば。本当にどばどば。砂糖をシナモンシュガーや蜂蜜に変えても美味しいらしい。
ポールボキューズでの食べ方も同様。
お皿にフロマージュブラン、クリーム、そして砂糖。
砂糖はたくさんかけた方がいい!カステラのざらめみたいで美味しい!(友人談)