クリスマスのおもひで
ネズミのと・も・子はフランスいち幸せ者。
パリから遠くの雪国にホストファザーのピエールとホストマザーのクロードと住んでいます。
と・も・子の暮らす雪国ではクリスマスの準備は1か月前から。街の装飾やクリスマスマーケット、プレゼントの用意などなど。
クリスマスの過ごし方は日本と似ているような気がします。
家族とある程度決まったメニューのご飯を食べる。
家族で過ごすことも多い。
家族にプレゼントを用意する。
あまり宗教感はない。
ガチの十二支仲間はミサに行くのが一大行事だそうですが、それ以外は全く日本と一緒。
と・も・子にもクリスマス情報がちらほら耳に入ってくるようになります。
これはクリスマスで使う食器ですよ。
クリスマスにはフォアグラが出ますよ。
ブルゴーニュのワインも飲みましょう。
ううぅおおおおおぉぉぉぉ!
豪華!フォアグラにブルゴーニュのワイン!
どこのレストランよ!?
もうこれ絶対家で過ごすよ!
そう決めて迎えた12月24日。
例の如く、フランス時間で始まります。それもアペリティフから。
19時頃より、シャンパンを飲みながらゆっくり会話が始まります。これがアペリティフと呼ばれるもの。そういう時間だそうです。
と・も・子は一旦自室で待機。
いつ始まるかわからないし、いつ終わるかもわからない。
今日は美味しい部分だけ貰うよ。
21時頃、クロードのお呼び立て。
エスカルゴ食べる??
食べるよぉ!!!!!!
そしてスキップして台所向かいます。
ふむふむ、調理するところから始めるわけだ。これは参加させてもらう。
で、まず驚いた。
エスカルゴを「戻している」。
いや、「組み立てている」。
〜エスカルゴの組み立て方〜
エスカルゴの殻を用意します。
エスカルゴの身も用意します。
殻に身を入れます。
お好みで香り付けの洋酒各種を数滴入れて楽しんでもいいでしょう。
ハーブたっぷりのバターで封をします。
焼きます。
バターを埋め込むのがと・も・子の仕事。このバターは手作りで美味しそう!
教えてもらって一人でやった方が早く終わるのですが、ここは居候の身。時間をかけて楽しんでいることにしましょう。