ほのぼのを超えた!
授業で。
今まで生きてきて一番の衝撃体験について話すといういきなりぶっ飛んだ内容。
すぐ出てこないよ。
うーん...と考えているうちに十二支仲間の発表が始まりました。
スタートは中国人のリンママ。
と・も・子はこのリンママの秘めたるポテンシャルを知っている。リンママは毎日何か事件を抱えています。
でも彼女のキャラクターは表現するなら得な人。
一生懸命なので何かあれば絶対に誰かが助けてくれる。アジア人とバカにされたくないから、家もきれいにするし、子どももいるのにこうして語学学校に通っているし。人と上手く話してる。
テスト中に思わず携帯を触っちゃったり、イヤホンで音楽を聴きながらクラスに入って来て、イヤホンを取らずに授業を受けちゃったりという珍事もあるけど、リンママ!というだけで許されてしまう不思議。
こういうのが絶対に許せないという人もいると思いますが、と・も・子はこれはリンママのキャラクター勝ちだと思っています。
そんなリンママの話。期待しかない。
フランスに来るとき、ビザを取らないといけません。
私の名前は長いです。ビザの申請書類の名前の欄に納まりませんでした。そもそも、中国には便宜上の名前があります。
なので、係の人が便宜上の名前で書くことすすめてきました。便宜上と一筆添えればいい、と言いました。
なので私はその欄に「便宜上:リンママ」と記入して申請しました。
そしてビザが出来あがりました。
名前
便宜上:リンママ
となっていました。
と・も・子は意味がわかって大爆笑。本当に役所仕事じゃないか!
授業が終わり、リンママにすごい話だ!と伝えたと・も・子。
そこでリンママが追加で情報提供してくれます。
そのあとさ、フランスの役所でビザの申請したの。便宜上:リンママで申請するしかなかったの。で、役所で待ってたら、「便宜上さん!便宜上さん!」て呼ばれるわけ。
で、この件を話すんだけど、便宜上:リンママは絶対に変えられないって言うの。
なので私の名前は、便宜上:リンママです。
そう説明したリンママの顔...